ダイエットと聞くと食事や運動をイメージする方が多いかと思いますが、睡眠もダイエット成功の重要な要素です。
睡眠中の22時から2時ごろに分泌される成長ホルモンは、中性脂肪を分解したり筋肉を修復したりする働きをしています。
中性脂肪の分解はダイエットに直結しますし、筋肉量の増加は基礎代謝の向上につながり消費カロリーが増えますが、就寝時間が遅くなったり睡眠不足が続いたりすると成長ホルモンの分泌量が低下します。
そのため、ダイエットに取り組むなら22時から2時ごろに寝ているような習慣を身につけることが大切です。
また、睡眠不足が続くと食欲を増進させるグレリンというホルモン量が増加し、食欲を抑制するレプチンというホルモン量が減少します。
レプチンの分泌量が多い人ほど痩せやすい体質なるのでダイエット成功の可能性は高まりますが、睡眠の質を高めるためには就寝前の1~2時間ほど前に入浴したり、就寝前のアルコールやカフェインの摂取を避けたりすることが重要です。
なお、スマホやパソコンなどを寝る直前まで操作すると睡眠の質が低下するので注意しましょう。