筋トレ期間中は、トレーニングの内容だけでなく食事面にも気を使う必要がありますが、筋トレの効果は食事のタイミングにも影響を受けます。
食前の筋トレは、交感神経が活発になり筋肉に送られる血液量が増加するので、効率的に筋肉を鍛えることが可能です。
また、食前の筋トレは筋肉量の増加につながる筋線維の破壊が起こりやすいというメリットもありますが、栄養不足から筋線維が破壊され過ぎてしまうというデメリットがあります。
一方の食後の筋トレは、トレーニングでダメージを受けた筋線維に栄養素が効率的に吸収されるとともに、筋トレ後の栄養不足が起こりにくいため筋線維が破壊され過ぎる心配もありません。
しかし、食後の筋トレは消化不良を起こしやすいというデメリットがあります。
このように、食前・食後のどちらのタイミングもメリット・デメリットがありますが、おすすめなのは食事から2~3時間後の筋トレです。
食事から2~3時間ほど空ければ消化不良のリスクが小さくなるので、食後の筋トレのメリットのみを最大限享受することができます。